2005年08月28日
やめなさい

夕食を食べているときに母に言われました。
「何、その汚いTシャツ。
まさか、そのシャツで会社に行ってないでしょうね」
「行ってるよ。何人かに毛玉だらけですごいなと言われた」
「外に着ていくのは、やめなさい」
このシャツ、いわゆる機能性素材のシャツ。
汗をかいても体を冷やさず、ベタつかず。
速乾性があるのだけど、
コットンじゃないから、ピリングができるんです。
毛玉だらけのシャツを、
会社に着て行く神経がどうとかより、
汚いシャツを会社に着て行くような娘に
育てたんじゃないという母の目がちょっぴり怖かった~。
自分の部屋に戻って、古いアルバムで確かめてみたら、
1996年頃の若い姿の私が、
そんなに汚くもない同じシャツを着て笑っていました。
他にも捨てれないで、10年近く着ているシャツはコレも。↓

アウトドアウェアって、機能性が良く、シンプルだから、
長く楽しむことができるんですよね。
そんな私も、流行にのせられて。、
毎年いろんな服を山ほど買い込むけれど、
流行で買ったものはワンシーズン着たら、
タンスの肥やしになってしまいます。
アウトドアウェアも、流行りはあるけれど、
どうしても捨てられない。
なぜかというと、このピリングは、
何度も着て、洗濯したから劣化してきたからというだけでなく、
ザックを背負って歩いているときの摩擦でできたものだからなのです。
自分の足、体をつかって歩いたときにできたもの。
思い出や、思い入れもあって、
捨てることができずに、また、タンスにしまってしまう。
良いものは長く使う。
そんな気持ちで使っていなくても、別の理由であっても、
モノは大切にしなくっちゃ。
良いものを選択できる賢さを、もっと身につけたいなぁぁ。
Posted by 野村 at 23:44│Comments(0)
│エコロジー
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